外壁はなぜ色あせしてしまう?原因を解説します!
2022.09.28
「外壁が色あせているような気がする」
「色あせの原因がわからない」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁が色あせしてしまう原因を解説いたします。
□外壁が色あせてしまう3つの原因とは
外壁が色あせてしまう原因は3つあります。
1つ目は、紫外線に当たりすぎたことによる塗料の劣化です。
外壁が紫外線に当たることで、塗料の原子結合が破壊されてしまいます。
原子のつながりが切れてしまうと、配列が崩れ、本来の色とは違った色になります。
2つ目は、化学的な変化が起きたことによる劣化です。
化学的な変化が起きやすいのは、金属です、
金属素材に酸素と水があたることで酸化し、さびてしまいます。
一度さびると、汚れを落としても見た目は変わりません。
3つ目は、施工の問題で色が変質したことです。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの順番で行われます。
塗料が完全に乾く前に次の層を塗りはじめると、余計な水分が残ってしまいます。
残った水分により劣化が早く進み、色あせてしまう事例があります。
施工ミスかどうかがはっきりわかるのは、部分的な色あせがあるときです。
同じ場所で左右の色が違ったあせ方をしている場合、施工ミスの可能性があります。
□色選びの時にこだわるポイントについて
外壁塗装で重要なのは、色選びです。
色選びのポイントは3つあります。
1つ目は、大きなサイズの色見本を見ることです。
色見本が小さいと、色が濃く見えてしまいます。
そのため、より実際の色に近い大きい色見本で確認しましょう。
2つ目は、室内だけでなく、屋外でも色見本を確認することです。
室内と屋外では光の当たり具合が異なります。
実際の色見を確認するには、屋外で見る方法と、時間帯を変えて見る方法があります。
さまざまな環境で色の具合を見ることがおすすめです。
3つ目は、周辺地域の外観を観察することです。
一部の地域やエリアは、地方自治体の景観形成ガイドラインがあります。
多くは落ち着いた街並みを保つことを目的としています。
ネットでガイドラインがあるかどうか調べる、地域を歩いて景観を観察する方法がおすすめです。
□まとめ
今回は外壁の色あせについてご紹介いたしました。
当社は地域に密着した外壁塗装を行っております。
愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。