この度は、大切なお住まいの貫板交換工事を弊社にお任せくださり、誠にありがとうございました。
数ある業者の中からお選びいただき、心より感謝申し上げます。
今回、現地調査にて、棟部分に経年による傷みが見られたため棟貫交換工事を行いました。
棟は屋根面と屋根面が合わさる頂部を覆い、雨水の侵入を防ぎながら屋根全体を納める重要な部分です。棟板金自体に大きな異常が見られなくても、その内部にある貫板が経年によって傷んでいると、棟板金を固定する力が徐々に弱くなることがあります。
固定力が低下した状態では、強風や台風などの影響を受けた際に棟板金の浮きやズレ、最悪の場合には飛散につながる可能性もあります。
今回は屋根の中でも風の影響を受けやすい棟部分を今後も安心して維持できるよう、既存の棟部分を一度取り外し、下地となる貫板から交換する施工を行いました。
工事内容
今回の工事では、棟部分の固定力を確保し、強風などによるトラブルを防ぐことを目的に、棟貫の交換と棟板金の施工を行いました。
樹脂製のタフモックは、一般的な木製の貫板とは異なり、水分の影響による腐食を受けにくいことが特徴です。屋根は長期間にわたって雨や風、強い日差しにさらされるため、普段見えない下地部分にも耐久性を考えた材料を使用することが重要です。
棟板金はブラックで仕上げ、屋根全体を引き締めながら耐久性にも配慮した施工としました。
作業手順
① 屋根・棟部分の状態確認
棟板金の浮きやズレ、固定状態などを確認します。屋根材との取り合い部分も確認し、施工範囲を決定します。
② 既存棟板金・貫板の撤去
既存の棟板金を丁寧に取り外し、内部に設置されている既存の貫板を撤去します。普段は見えない部分についても、この段階で下地の状態を確認します。
③ タフモックの設置
新しい棟下地として、樹脂製のタフモックを設置します。棟板金をしっかり固定できるよう、位置を確認しながら施工していきます。
④ 棟板金取付・ブラック仕上げ
タフモックの設置後、棟板金を取り付けます。今回はブラックを採用し、屋根の形状に合わせて継ぎ目や接合部分まで丁寧に納めます。
⑤ 確認・最終チェック
棟板金の固定状態や浮き、ズレがないかを確認します。接合部分や屋根材との取り合いまでチェックし、お客様が安心してお過ごしいただける丈太であることを確認し工事完了です。
工事後の様子
施工後は、棟板金が屋根のラインに沿ってきれいに納まり、ブラックの棟部分が屋根全体を引き締める仕上がりとなりました。
見た目の変化だけでなく、内部の貫板をタフモックへ交換したことで棟板金を固定するための下地を新しくできたことが今回の工事の大きなポイントです。
雨水による腐食の影響を受けにくい樹脂製下地を採用することで、これからの棟部分の耐久性にも配慮しています。普段は見えない部分までしっかり施工することで、強風や台風などに備えた屋根へと整えることができました。
担当者より
棟部分は屋根の高い位置にあるため、ご自身では劣化に気付きにくい場所です。見た目には問題がないように見えても、内部の貫板が傷んで固定力が低下しているケースもあります。
棟板金の浮きやズレを早めに発見して対応することで、強風時の飛散や雨水の侵入といった大きなトラブルを防ぐことにつながります。
特に築年数が経過しているお住まいや、台風・強風の後に屋根の状態が気になる場合は、無理に屋根へ上がらず専門業者へ点検を依頼しましょう。
屋根は普段見えない場所だからこそ、定期的に状態を確認し、必要なタイミングで適切なメンテナンスを行っていくことをオススメします。
