外壁塗装の剥がれが起きる原因とは?知っておきたいことも解説します!
2022.12.15
「外壁塗装が剥がれているのを発見したけれど、放置しておいても大丈夫だろうか」とお悩みの方は多いでしょう。
そこで、この記事では外壁塗装の剥がれが起こる原因と剥がれについて知っておきたいことを解説します。
□外壁塗装の剥がれが起こる原因とは?
外壁塗装の剥がれが起こる原因は「下塗り材が適切でなかった」「正しい方法で塗装されていなかった」「下地処理が十分でなかった」の3つです。
それぞれの原因について詳しく解説します。
まずは下塗り材が適切でなかったことです。
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの3回の塗装が行われます。
下塗りを行う目的は、美観や保護の役割というよりも、中塗りと上塗りの際の密着力を上げることにあります。
そのため、下塗り材が不適切だと密着力が低くなり、すぐに塗装が剥がれてしまうのです。
次は正しい方法で塗装されていないことです。
これは下塗り材に限りませんが、塗料には基準塗布量と適切な塗装方法が定められています。
例えば、塗装会社側がコストを削減しようと塗料を水で薄めて施工すると、すぐに塗装が剥がれてしまいます。
最後は下地処理が十分でなかったことです。
先ほど塗料同士の密着力を高めるために下塗り材は大切だと申し上げました。
しかし、下塗り材が外壁にきちんとくっつくには、外壁材そのものも塗料がなじみやすい状態にしておかなければなりません。
塗料が密着しやすいように下地を整える作業を下地処理といい、外壁塗装では重要なステップです。
□剥がれについて知っておきたいことを解説します!
塗装の剥がれでぜひ知っておいていただきたいのは「早い段階で修理することが大切」だということです。
なぜなら、剥がれを放置していると、雨漏りにつながる可能性が高いからです。
塗装が剥がれている状態は住まいを保護している鎧が剥がれているのと同じことを意味しています。
鎧の剥がれた住まいに水が侵入してしまうと、建物を支えている木材を腐食させ、雨漏りを起こします。
これによって住まいの寿命が大きく縮んでしまいますので、外壁塗装の剥がれが見つかったら早い段階で修理するようにしましょう。
□まとめ
今回は剥がれが起こる原因を解説しました。
剥がれが見つかったらなるべく早く修理するようにしてくださいね。
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