NEWS

隣家と近くても足場を組んで外壁塗装はできるのか?

2023.08.02
外壁塗装を行う際は、足場を組む関係で、隣家との距離も考慮しなくてはなりません。
恐らく、外壁塗装を検討しているが、隣家との距離が50cmもなく、塗装できるかどうか不安を抱えている方がいらっしゃるでしょう。
実は、これから紹介するポイントを押さえておけば、外壁塗装を行えるかもしれません。
ただし、通常よりも細心の注意を払う必要があります。
そこで今回は、隣家との距離が近く外壁塗装する際に押さえておきたいポイントと、足場関係で注意しておきたいことについて、紹介します。

□隣家と近くても外壁塗装はできるの?


*お隣さんと家が近くても外壁塗装する際に押さえておきたいポイント



結論から言いますと、隣家と近くても工夫すれば外壁塗装は行えます。
実際に外壁塗装を行う際は、以下のポイントを押さえましょう。

・足場を組むことができるスペースがある
・足場が隣家の敷地内にはみ出す場合は、隣家の住民に許可を取る
外壁塗装では、作業効率化のため外壁の周りに足場を組みます。
足場の上を職人さんが移動することで、スムーズに塗装を行えます。

もし外壁塗装を行いたいけれども隣家との距離が近い場合は、先ほど提示した2つのポイントを押さえ、家の状況に応じた対応をとりましょう。

□狭い場所に足場を組むときに注意しておきたいこととは?


*トラブルが起こりがちな足場を組むときと撤去するとき



特に注意してほしい場面は、足場の組むときや撤去するときです。
なぜなら、狭い場所では資材の先端が外壁に当たって傷つく恐れがあるからです。
外壁塗装前の傷ならば、傷を上から補修し塗装してしまえば元通りになるため、問題ありません。

しかし、外壁塗装後の足場を撤去する際に傷をつけると洒落にならない状況になります。
傷を補修するためにもう一度足場を組み直して再塗装となると、工期と隣家の敷地を借りる期間が延長し、周囲の方に多大な迷惑をかけることになるでしょう。

一番の問題は、傷つけた壁が隣家の壁だった場合です。
足場の設置や塗装工事だけでも多大な迷惑を被っているにも関わらず、壁まで傷つけられてしまったら、隣家の住民にとっては耐え難いことでしょう。

それに加え、強風といった環境的要因からの影響も、気をつけましょう。
強風に煽られると、資材が家屋にあたり傷つけることがあります。

上記の「足場を設置・撤去するときや、環境的要因からの影響等を配慮した上で、外壁塗装を行う」ことは、非常に重要です。

□まとめ



外壁塗装を検討しており、隣家との距離が近い場合は、「足場が組むスペースがあるかどうか」と「足場が隣家の敷地内にはみ出す場合、隣家からの許可を取れるかどうか」を確認しましょう。
さらに、狭い場所に足場を設置、または撤去する際は、壁に資材が当たらないように気をつけましょう。
壁に傷がついたことによる再塗装で工期が延長する恐れがあり、またその壁が隣家であった場合、お隣さんに多大な迷惑をおかけすることになります。
なお、強風といった環境的要因による影響で、壁が傷つく恐れもありますので、同時に覚えておきましょう。
愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺と神奈川県全域・東京・千葉で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。