窯業系サイディングの全て!種類と選び方、メリットとデメリットを解説していきます
2023.11.25
窯業系サイディングについての知識は、家の外観や機能に大きく影響を与える重要な要素であり、リフォームを検討しているホームオーナーにとっては欠かせないものといえます。
窯業系サイディングは、その美観や機能性によって、家の価値を向上させられます。
今回は、窯業系サイディングの基本知識と選び方、さらにはそのメリットとデメリットを解説します。
□窯業系サイディングの基本知識と選び方
窯業系サイディングとは何か、また、サイディングボードの種類にはどういったものがあるのか気になる方もいるかもしれません。
窯業系サイディングは、セメントや繊維などを原料とし、窯で高熱処理された板状の外壁材です。
この種のサイディングは、美観だけでなく、耐火性やコストパフォーマンスの面でも多くの強みを持ちます。
そんなサイディングボードですが厚さによって種類があります。
サイディングボードの厚みは、主に14mmと16mm以上の2種類があります。
14mmのサイディングは価格が抑えられますが、耐久性やデザイン性の面では16mm以上の厚みが推奨されます。
そして工法にも種類があり、留め付け方法には、釘留め工法と金具止め工法があり、それぞれに一長一短がありますので、選ぶ際は、予算やデザイン、さらにはメンテナンスのしやすさを考慮することが重要です。
特に、耐久性とデザイン性を重視する場合は、16mm以上のサイディングと金具止め工法を選ぶことをおすすめします。
□窯業系サイディングのメリットとデメリットを解説
窯業系サイディングはメリット、デメリット両方あります。
まずメリットを挙げていきます。
窯業系サイディングの最大のメリットは、デザインやカラーバリエーションの豊富さです。
また、コスパが良く、耐火性が高い点も強みといえます。
次にデメリットです。
窯業系サイディングは水に弱く、10~15年おきに定期的なメンテナンスが必要というデメリットがあります。
重量が重く、建物の躯体に負荷をかける点も注意が必要です。
金属サイディングと比較してみても、窯業系サイディングはデザインの豊富さとコストパフォーマンスで優れていますが、メンテナンスの頻度や重量の点で劣っているかもしれません。
このように、窯業系サイディングの性質を理解し、自分にとって最適な選択することが重要です。
□まとめ
窯業系サイディングは、その美観やコストパフォーマンス、耐火性など多くのメリットを提供する外壁材です。
しかし、水に弱い、定期的なメンテナンスが必要、そして重量が重いなどのデメリットもあります。
リフォームを検討する際には、これらのメリットとデメリットを理解し、さらには他のサイディング材との比較も行いながら、最適な外壁材を選ぶことが重要です。
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