NEWS

外装材にサイディングを使うってどうなの?特徴や注意点をご紹介!

2024.04.10
新築やリフォームを検討中の方にとって、外壁選びにおけるコスト効率とデザイン性は重要な判断基準の1つです。
この記事では、外壁材として人気のサイディングに焦点を当て、その種類別の特徴と、選ぶ時に知っておきたい注意点についてご紹介します。


□外装材としてのサイディングとは




サイディングとは、建物の外壁に使用されるパネル状の仕上げ材のことです。
従来、外壁材にはモルタルが主流でしたが、サイディングは現場での作業を減らし、工期短縮や人件費削減に寄与することから、近年メインの外装材として重宝されています。
また、材料費も比較的安価で、仕上がりの差が少ないのも、サイディングの魅力の1つです。

ここでは、そんなサイディングの種類を4つ、簡単な特徴と共に解説します。

1:窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜて高温で焼成したもので、火や衝撃に強く、デザインのバリエーションも豊富です。
初期費用の低さも窯業系サイディングならではの魅力で、家計にやさしい外装材といえます。

2:金属系サイディング

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板をはじめとする金属を使用し、スタイリッシュな外観を実現します。
軽量で耐震性に優れ、既存の壁に重ね張りも行えます。

3:質系サイディング

木質系サイディングは、木の温もりや経年変化を楽しめますが、定期的な塗装が必要とされるサイディングです。
ただし、焼板のように表面を焼いたものは、炭化層で保護されていることから、メンテナンスフリーに近い状態を保てます。

4:樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、水分をはじく性質があり、色褪せの心配が少なく、凍害や塩害に強いです。
そのため、寒冷地や海沿いの地域にお住まいの方で、サイディングを外装材として取り入れたいと考えている方におすすめです。


□サイディングを選ぶなら知りたい注意点




ここでは、外装材にサイディングを選ぶ時の注意点を3つ解説します。

1:シーリングの劣化

サイディングの継ぎ目に使用されるシーリング材は経年で劣化します。
シーリング材の寿命を把握し、定期的な点検とメンテナンスが必要です。

2:熱を吸収しやすいことも

窯業系サイディングは熱を吸収しやすく、夏場の壁面温度が非常に高くなることがあります。
だんねつざいへのこだわりをはじめとする、適切な遮熱対策が必要です。

3:塗膜の問題

窯業系サイディングは時間と共に塗膜が劣化し、水分を吸収しやすくなるため、塗り替えによるメンテナンスが不可欠です。


□まとめ




サイディングは、その種類に応じて多様な利点といくつかの注意点を兼ね備えています。
実際にサイディングの種類を選ぶ時は、耐久性・メンテナンスのしやすさ・コストパフォーマンスなどのポイントを考慮し、最適なものを選びましょう。

愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺と神奈川県全域・東京・千葉で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。