NEWS

モルタルで外壁塗装するなら知っておきたいポイントって?モルタル外壁の基本と注意点

2024.05.06
見た目だけでなく、住まいを長期間守る大切な役割を果たす外壁塗装ですが、どの方法で塗装を行うかで迷われている方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、モルタル外壁に特化した塗装方法の基礎知識と、モルタルで外壁塗装を行う時の注意点をご紹介します。


□モルタル外壁の基本とその魅力




モルタル外壁は、その耐久性と多様な表現力で、長年にわたり住宅の外壁材として選ばれてきました。
セメントと砂を混ぜ合わせたモルタルは、塗り壁として直接外壁に施工され、独自の質感を生み出します。
コンクリートと異なり、砂利を含まないため柔軟性に富み、さまざまな仕上げが可能です。

ここでは、モルタル外壁の仕上げ方を3つ解説します。


1:リシン仕上げ




リシン仕上げは、モルタル外壁における基本的な仕上げ方法です。
粗い質感が特徴で、外壁にナチュラルな印象を与えます。

しかし、ひび割れや汚れが生じやすいため、メンテナンスが必要です。


2:スタッコ仕上げ




スタッコ仕上げは、リシン仕上げに比べてより装飾的な質感を持ちます。
凹凸のある表面が特徴で、高級感のある外観を演出可能です。

ただし、メンテナンスの時には特別な注意が必要な仕上げ方でもあります。


3:吹き付けタイル仕上げ




吹き付けタイル仕上げは、不規則な模様を持つモルタル外壁です。
タイルのような見た目を実現しつつ、モルタルの利点を活かした仕上げ方法で、耐久性に優れ、美観を長期間保てます。


□モルタルで外壁塗装を行う時の注意点




モルタル外壁の塗装は、美観維持だけでなく、外壁を保護するためにも欠かせない作業です。
ここでは、モルタルを使って外壁塗装を行うときの主な注意点をご説明します。


1:独特の模様の維持




モルタル外壁の魅力の1つは、その独特の模様にあります。
塗装を行う際には、この模様を損なわないよう注意が必要です。
場合によっては、模様を再現するための特別な技術が求められるため、安易にDIYに取り組むことは避けましょう。


2:ひび割れへの対応




モルタル外壁は、時間の経過とともにひび割れが発生することがあります。
ひび割れをそのままにしておくと、外壁の保護機能が低下するため、早めの対応が必要です。
塗装前には、ひび割れを適切に補修することが大切です。


□まとめ




モルタル外壁塗装は、美観と機能の両方を高めるために重要な作業です。
リシン仕上げ、スタッコ仕上げ、吹き付けタイル仕上げなど、モルタル外壁の多様な仕上げ方法を理解し、それぞれの特性に合った塗装を選ぶことが重要です。

愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺と神奈川県全域・東京・千葉で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。