日本には様々な構造があります。現在の住宅で使用されている主な構造は次の5つです。
☆木造軸組工法(在来工法)
☆木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
☆軽量鉄骨造
☆重量鉄骨造
☆鉄筋コンクリート造(RC造)
1.重量鉄骨造
重量鉄骨造は鋼(スチール)製の部材を用いて躯体を作ります。一般的に厚みが6㎜以上の鋼材を重量鉄骨と呼びます。重量鉄骨造は鉄筋コンクリート造よりも軽いため基礎などへの負担が少なく、広いスパンに梁を掛けることが容易で、柱の本数を少なくしたり、間取りの
自由度が高くなるなどの特徴があります。住宅では柱・梁の接合部を鋼接合とするラーメン構造が多く、柱・梁の接合部をピン接合とし
斜め材(ブレース)で水平方向の力に耐えるブレース構造もあります。
〇柱・梁などの構造躯体に鉄鋼を用いた建物である。
〇木造の軸組構法と同様に、柱・梁などを接合して架構する。
〇大スパンをもつ建物や超高層建物などに採用されることが多いです。