外壁塗装の仕上げの工程である吹き付け工法ってなに?メリットとデメリットも紹介!
2023.08.14
外壁塗装の仕上げの工程として知られている「ローラー塗装」と「吹き付け塗装」。
これらの塗装方法は、塗装に必要な塗料の量や、現場環境に応じて決められます。
そこで今回は、吹き付け塗装に焦点を当て、吹き付けについて詳しく明記した上で、吹き付け塗装のメリットとデメリットについて解説します。
□外壁塗装で行われる吹き付け作業ってなに?
吹き付けとは、「外壁塗装工事の最終工程である仕上げの塗装」のことを指します。
吹き付けの他にも、ローラー塗装があります。
これら2つの工法は、依頼会社が外壁に施す模様や塗装に必要な塗料の量、現場の環境などに合わせてどちらか1つを選択します。
吹き付けは、塗料を霧状にして外壁に吹き付ける方法で、スプレーガンと呼ばれる道具を使用します。
塗料の種類によって専用のスプレーガンがあり、噴出方法もエアスプレーガン、エアレススプレーガンと種別できます。
近年では、塗料自体に圧力をかけて噴射させるエアレススプレーガンが主流となっています。
□吹き付け塗装のメリットとデメリットを紹介します!
*吹き付け塗装の2つのメリット
1.立体感のある独特な雰囲気に仕上がる
吹き付けの最大のメリットは、凹凸のある立体感を出すことで、独特の質感を演出できることです。
ローラー塗装では不可能な、高級感のある雰囲気が出るだけではなく、塗料の配合や吹き付け機の種類、職人のさじ加減によってオリジナリティあふれる塗装に仕上げられます。
2.施工にかかる時間が短い
塗料を霧状に噴射する吹き付けは、人の手で塗っていくローラー塗装と比較すると、圧倒的に施工時間を短縮できます。
さらに、施工費用は作業時間と比例するケースが多いため、短時間で作業が済めば、その分費用も抑えられます。
*吹き付け塗装の2つのデメリット
1.塗料の飛び散りが多い
スプレーガンを使用する吹き付け塗装では、塗る範囲外の場所まで塗料が飛び散る可能性があります。
特に密集した住宅街で作業する場合は、近隣への配慮が必要になるでしょう。
2.技術レベルが高い職人が少ない
ローラー塗装と比較すると、スプレーガンを使用する塗装にはある程度の技術や経験が要求されます
仕上がりのクオリティも、担当した職人レベルによって大きく変わるため、事前に職人の技量も見極めなくてはなりません。
□まとめ
吹き付け塗装は、「外壁塗装工事の最終工程である仕上げの塗装」を意味しています。
スプレーガンと呼ばれる道具を使用し、塗料の種類によってスプレーガンの種類や噴出方法が異なります。
また、吹き付け作業を行うメリットは、「高級感のある仕上がりにできる」、「施工にかかる時間が短く、その分コストを抑えられる」ことであり、重厚感のある雰囲気にしたい方や、費用をなるべく抑えたい方におすすめです。
なお、「塗料の飛び散りが多い」、「高いレベルで対応できる職人が少ない」ことがデメリットとして挙げられますので、覚えておきましょう。
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