サイディングボードとは?基本知識から劣化症状まで徹底解説
2023.10.30
家を建てる際やリフォームを考える際、外壁材の選定は重要なポイントの1つです。
中でもサイディングボードは、その選択肢の中で多くの方々に選ばれている外壁材です。
特に日本の住宅では、その施工のしやすさやコストパフォーマンス、デザインのバリエーションから、主流とされています。
この記事ではサイディングボードの基本知識から劣化症状まで解説します。
□サイディングボードとは?基本知識と種類
サイディングボードは、その形状と機能性から、家の外壁材として高い人気を誇ります。
これは、工場で生産され、現場で素早く取り付けられるため、施工時間を大幅に削減できる利点があります。
この利点は、コストの削減にも繋がり、結果として多くの住宅で採用されています。
デザイン性の高さも特徴で、多様な色や形状から選べます。
これにより、利用者のライフスタイルや好みに合わせて、柔軟に外壁デザインを選択できます。
なお、サイディングボードは大きく4つの種類に分かれます。
窯業系はセメントを主成分とし、耐火・耐震性に優れ、デザインも豊富です。
金属系はガルバリウム鋼板等でできており、軽量で地震に強いですが、錆びる可能性があります。
樹脂系は塩化ビニル樹脂を主とし、凍害や塩害に強いですが、日本ではあまり普及していません。
木質系は木の風合いが特徴で、見た目にこだわる人に選ばれます。
それぞれどれを選べばいいのかお困りの場合はぜひ当社までご相談ください。
□サイディングボードの劣化症状と対策
サイディングボードの経年劣化は避けられず、その劣化が進行すると、外壁の美観や機能性に影響が出ます。
特に、コーキング材の劣化は深刻で、これが劣化すると水分が内部に侵入しやすくなるのです。
そのため、外壁の定期的な点検とメンテナンスが不可欠と言えます。
また、サイディングボードの種類によっても劣化の進行速度や対策が異なります。
金属系は錆びる可能性があるため、清掃と塗装の更新が不可欠でしょう。
樹脂系は凍害や塩害には強いですが、紫外線による劣化には注意しなければなりません。
木質系は、木の風合いを保つために、定期的な塗装が必要です。
これらの適切なメンテナンスすることで、サイディングボードの寿命を延ばし、住宅全体の価値を保てます。
□まとめ
サイディングボードは、多くのメリットを持つ外壁材ですが、適切な知識とメンテナンスが必要です。
特に、日本の気象条件下では、様々な外部環境の影響を受けやすいため、定期的な点検と適切なケアが必要です。
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