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外壁リシン吹き付けの基本からメリットまでとことん紹介します!

2023.11.02
外壁の塗装やメンテナンスは、住宅所有者やリノベーションを考えている方々にとって重要なテーマです。
この記事では、外壁の一手法である「リシン吹き付け」について、その基本情報からメリット・デメリット、費用や耐用年数、適用可能な壁材などについて解説します。

□外壁リシン吹き付けの基本知識


リシン吹き付けは、モルタル外壁の最終仕上げとして知られ、樹脂やセメントを含んだ材料をスプレーガンで吹き付ける方法です。
この手法は、モルタル、コンクリート、ALCなどの壁材に施工可能で、新築時の仕上げとしてよく選ばれています。

使用可能な壁材として、リシン吹き付けはモルタル外壁に特化していますが、コンクリートやALC、無塗装サイディングボードなどにも用いられます。

特に、無塗装サイディングボード上からのリシン吹き付けは、サイディングの防火性能を保ちつつ、外壁を塗り壁風に仕上げられる利点があるのです。

リシン吹き付けの特徴は、その他のモルタルの仕上げ方法に比べ、表面がザラザラとしており、塗膜がやや薄く、耐用年数は約7~8年とされています。
費用は比較的低価格であり、一平方メートル当たり1,000円~2,000円です。

他の工法に、スタッコ吹き付けや吹き付けタイル、左官仕上げなどがあり、それぞれ耐用年数やコスト、外見に違いがあるのです。
リシン吹き付けはこれらの方法に比べ、一般的に単価が安く、施工が容易である一方、耐用年数はやや短い傾向にあるといえます。

□リシン吹き付けのメリット


リシン吹き付けのメリットについて大きく3つあります。

*施工の容易さとコスト


リシン吹き付けは、コンプレッサーを使用して直接下地に吹き付けるため、特別な技術が不要であり、短時間で施工できます。
そのため、比較的低コストで施工できます。

*木材の腐敗防止


リシン材は通気性があり、木造住宅の耐用年数を延ばす利点があります。
このことから湿気を通すため、木材の腐敗を遅らせます。

*安全性の高さ


現在のリシン材はアスベストを含まないため、安全です。
これからリシン吹き付けする場合には、アスベストの問題はありませんので安心して現在販売されているものをお使いください。

□まとめ


リシン吹き付けは、施工の容易さやコストの低さ、木材の腐敗防止などの様々なメリットがあることをこの記事では紹介しました。
リシン吹き付けはコストパフォーマンスが高く、耐用年数も長いため、外壁の仕上げ方法としてよく選ばれています。

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