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ALC外壁の耐用年数と特徴!60年の寿命についても解説

2023.11.06
住宅をお持ちの方、またはこれから住宅を建てようと考えている方へは「ALC外壁」についてご存知でしょうか。
ALC外壁は、その耐久性、耐火性、そして断熱性から多くの方に選ばれています。
この記事では、ALC外壁の特徴や耐用年数について主に紹介します。

□ ALC外壁の3つの主要な特徴



ALC外壁には耐久性、耐火性、耐熱性の3つの特徴があります。
それぞれについて以下で深掘りします。

*耐久性



ALC外壁は、適切なメンテナンスすることで、他の外壁材に比べて約60年の長い耐用年数を持っています。
これは、一般的な外壁材の耐用年数が30年程度であることを考えると、非常に長持ちすることがわかります。
これにより、長期間、安心して住めるでしょう。

*耐火性



ALC外壁は、原料として無機質のセメントやケイ石を使用しているため、非常に耐火性が優れているのです。
よって、火災が発生した場合でも、安心して避難する時間を確保できます。
また、有害物質の発生も少なく、住環境の安全性を向上させます。

*断熱性



ALC外壁の断熱性は、中に多数の気泡が含まれていることにより、温度変化に強く、エネルギー効率が良いのです。
このことから、夏は室内が涼しく、冬は暖かい室内環境を維持できて、さらにエネルギーの消費を抑えられて、経済的にもお得です。

□ ALC外壁の法定耐用年数と実際の寿命



税法上、ALC外壁の耐用年数は、19年、27年、37年、47年のいずれかとされていますが、これは建物の減価償却の計算に使用されるもので、実際の耐用年数とは異なります。

実際には、ALC外壁の寿命は約60年とされており、定期的なメンテナンスすることで、さらに長持ちする可能性があります。

定期的なメンテナンスが必要となる劣化症状には、色あせやチョーキング、ひび割れ、そしてカビ・コケの発生があります。
これらの症状が見られた場合、速やかに適切なメンテナンスして、劣化の進行を防ぐ必要があるでしょう。

□ まとめ



ALC外壁は、耐久性、耐火性、断熱性の3つの特性により、住宅の外壁材として優れた選択肢といえます。
適切なメンテナンスもあれば、60年以上の長寿命を享受できるでしょう。
この記事で紹介したALC外壁の特性を理解し、より快適で安全な住環境を築く手助けとしてください。

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