外壁塗装時に高圧洗浄をしない選択ってあり?高圧洗浄の必要性と注意点のについて
2024.04.22
家を守り、美しく保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に外壁塗装は、家の見た目だけでなく、家自体を守る重要な役割を果たします。
そこで今回の記事では、外壁塗装時に高圧洗浄をしないとどうなるか、また使用する場合の注意点についてご紹介します。
□外壁塗装の高圧洗浄をしないとどうなる?
外壁塗装を成功させるための秘訣は、その準備にあるといっても過言ではありません。
特に、高圧洗浄はその準備作業の中でも中心的な役割を担います。
ここでは、外壁塗装前に高圧洗浄をしないことで被るデメリットを解説します。
1:塗膜が十分に密着しない
高圧洗浄を行わないと、塗装時に塗膜が外壁に十分密着しないため、結果として塗装の持続性が低下します。
汚れや古い塗膜が残ったままの上に新たな塗膜を施すと、はがれやすくなり、塗装の再施工が必要になる可能性があります。
2:塗りムラができてしまう
外壁に残った汚れは、塗装時にムラの原因となります。
特に、見た目にも影響が出やすいので、美観を重視する場合には高圧洗浄が欠かせません。
3:早期の塗膜劣化
汚れを完全に除去せずに塗装を行うと、塗膜自体の劣化が早まります。
これは、長期的に見てコストの増加につながりかねないため、高圧洗浄を行うことをおすすめします。
□外壁塗装の高圧洗浄における注意点
高圧洗浄は、外壁塗装の前処理として非常に重要な役割を担う半面、作業時には、いくつか注意する必要があります。
1:周辺環境への配慮
高圧洗浄時は、強力な水圧で外壁の汚れを洗い流すため、水や洗浄剤が周囲に飛散する可能性があります。
そのため、水や洗浄剤が隣家の敷地内に入らないように注意が必要です。
また、洗浄作業の音が近隣住民の迷惑にならないよう、事前に周囲に作業の旨を伝え、理解を求めることが大切です。
さらに、高圧洗浄中は窓やドアを閉めるなど、室内への水の浸入を防ぐ対策も忘れず行いましょう。
2:洗浄剤の選定と使用方法
外壁の材質に合わない洗浄剤を使用すると、外壁を傷めたり、色褪せさせたりする原因になりかねません。
特に、塗装されている外壁の場合は、塗膜を損なわない洗浄剤を選ぶ必要があります。
環境に優しい洗浄剤を選び、適切な濃度で使用することが大切です。
また、洗浄剤の使用後は、十分に水で洗い流すことを忘れないでください。
高圧洗浄を成功させるためには、これらの注意点をしっかりと理解し、適切な対応を心がけることが重要です。
外壁塗装の品質を確保し、長期にわたって家を美しく保つためにも、高圧洗浄の段階で手を抜かず、丁寧に作業を行いましょう。
□まとめ
高圧洗浄は、外壁塗装の品質を保ち、長期的にコストを抑えるために欠かせない工程です。
高圧洗浄をしないと、塗膜が十分に密着しなかったり、塗りムラができたり、早期に塗膜が劣化したりする可能性があります。
外壁塗装時は、いくつかの注意点を考慮しながら、高圧洗浄をすることがおすすめです。
愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺と神奈川県全域・東京・千葉で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。