NEWS

屋根の塗装のときに雨!塗装を延期しなければならない理由をご説明します!

2024.06.21
屋根塗装は、家の外観を美しく保つだけでなく、構造を保護する重要な役割を果たします。
そのため、定期的なメンテナンスを行い、機能性の維持が求められる屋根ですが、屋根塗装を行う時には、適切な条件下で施工することが必須です。

そこで、今回の記事では、雨の日に屋根の塗装作業を行うことを避けるべき理由と、屋根の塗装において雨以外に気を付けるべき条件についてご紹介します。


□雨の日に屋根塗装を避けるべき理由とは





1:耐久性が損なわれる




雨の日に屋根塗装を行うと、水分が塗料に混入し、膜厚が薄くなりがちです。
塗料が適切に乾燥せず、その結果、塗膜の耐久性が低下し、耐久性が低下すると、塗装の寿命が短くなり、頻繁にメンテナンスが必要になります。


2:剥がれやすくなる




雨による湿気は、塗料の密着を妨げ、乾燥を遅らせます。
これが原因で、塗料が剥がれやすくなるため、結果として塗り直しのコストが増加する可能性があります。


3:見た目が悪化する




雨が塗装面に直接当たると、塗料が流れたり、水滴による跡が残ったりします。
これにより、美観が損なわれ、塗装全体の質が低下します。


□屋根塗装で雨以外にも気を付けるべきことって?





1:気温が5℃以上か




屋根塗装では、一般的に、塗料の適正な塗布と乾燥には最低でも5℃以上の気温が必要とされています。
低すぎる気温では、塗料が適切に乾燥せず、塗膜が正しく形成されないため、剥がれや亀裂が発生しやすくなります。
冬期や早朝晩秋に塗装を行う時は特にこの点を考慮する必要があります。


2:湿度が80%以下か




湿度も塗装作業において無視できない要素です。
塗料の乾燥プロセスは空気中の湿度に大きく左右されるため、湿度が高すぎると塗料が正常に乾かず、耐久性や仕上がりに悪影響を与えます。

特に、湿度が80%を超えるような日は塗装を避け、適正な湿度である70%前後で作業を行うことが望ましいです。
湿度の高い地域や季節では、より慎重な計画が必要です。


3:霜が付いていないか




早朝や冬季に屋根塗装を行う場合、霜が降りていないかどうかも確認する必要があります。
霜が付着している状態で塗装を行うと、塗料と水分が混ざり合い、塗膜の密着性や耐久性が著しく低下します。

さらに、乾燥不良による艶引きの原因にもなるため、霜が解けて屋根が完全に乾いた状態でなければ塗装を開始しないことが重要です。


□まとめ




屋根塗装は、耐久性を保ち、家全体の美観を維持するために重要です。
雨の日の塗装は避け、適切な気象条件で作業を行うようにしましょう。
これらの点に注意し、信頼できる会社と相談しながら計画を進めることで、長期にわたって家を守れるのです。

愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺と神奈川県全域・東京・千葉で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。