外壁の塗り替え頻度(回数)を上手くコントロールすることで、皆様が生涯的にかかる建物のメンテナンス費用を安くすることができます。
塗り替えの頻度をコントロールとは、以下のようなことを言います。
このように、耐用年数が長い塗料を使うことで、外壁の塗り替え頻度を抑えることができます。3回分かかるはずだった費用が2回分で済みます。
塗料のグレードをあげるのでその分の費用は高くなるのですが、それであっても塗り替え回数を減らした方が合計の費用は安くなる場合が多いです。
外壁の塗り替え頻度での費用がどのくらい変わっていくのか見ていきましょう。
塗り替えの頻度での費用比較
約30坪の住宅を想定した場合の外壁塗り替え費用を比較してみたいと思います。
建築当初からウレタン系塗料を使った場合 | |
築年数 | 金額 |
0年 | 0円 |
5年 | 0円 |
10年 | 60万円 |
15年 | 0円 |
20年 | 60万円 |
25年 | 0円 |
30年 | 60万円 |
合計 | 180万円 |
建築当初からウレタン塗料を使った場合、約10年のサイクルで塗り替えが必要となります。
約3回の塗り替えが発生し、その分のトータル金額が高くなっています。
建築当初からフッ素系塗料を使った場合 |
|
築年数 | 金額 |
0年 | 0円 |
5年 | 0円 |
10年 | 0円 |
15年 | 80万円 |
20年 | 0円 |
25年 | 0円 |
30年 | 80万円 |
合計 | 160万円 |
30年間で2回の塗り替えで済んでいます。また、回数が減ったことでトータルの塗り替え費用も安くすることに成功しています。
このように、塗料一つ変えるだけでも生涯的なメンテナンス費用を抑えることができるので、塗料選びは慎重に決める必要があります。
塗り替え頻度を抑えるには塗装業者選びが重要
耐用年数の高い塗料を使ったとしても、きちんと丁寧に塗り替えを行ってもらっていないと塗料の効果を最大限に発揮できずに、結局は何回も塗り替えが発生してしまいます。
グレードの高い塗料をえらぶことも必要ですが、塗料の効果を最大限に発揮できる、塗装技術・知識・丁寧さを持つ地域密着の優良業者を見つける必要があります。
皆様の生涯的にかかる住宅塗り替え費用を安くさせるためにも、優良業者に塗装してもらう必要がある事を覚えておいてほしいです。