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屋根の葺き替え時期の目安とリフォーム費用や屋根材の種類を徹底解説致します②

2020.04.28

補修工事との違いは?

〇屋根材の一部だけがずれたので直す

〇屋根材の一部だけに傷みがあり交換する

〇雨漏りしている原因が単純明確で、その点だけを補修する

〇変色した部分のみ塗り直す

上記が補修工事です。

 

屋根の種類と形について!!

屋根の種類は昔のトタン屋根から、現在人気のガルバニウム屋根まで沢山あり、その形状も様々です。

屋根の種類について

〇スレート屋根

スレート屋根には「天然スレート」という天然の岩から造った高価で貴重な屋根材と「化粧スレート」という主にセメントと繊維を混ぜて造られた屋根材があります。天然スレートはほとんど出回らない為、スレートと言えば化粧スレートと考えて問題ありません。

スレート屋根は安価でそこそこの耐久性があり、重さも日本瓦の半分以下と、バランスの良い屋根材です。カラーバリエーションも多くデザイン性に優れています。ただし、風や地震の影響を受けやすい性質が指摘されています。

〇瓦屋根

日本瓦の優れた特徴は耐久性です。デメリットとしては重さがあるため地震には弱いという点です。

基本的には耐久性に優れていて、メンテナンスは30年に1回程度で済みます。初期費用は高いものの、将来的なことを考えれば選択肢の一つになり得ます。遮音性や耐熱性にも優れている点も特徴の1つです。

〇ガルバニウム屋根(金属屋根)

主にアルミと亜鉛で造られた金属屋根材です。金属ですがトタン屋根よりもサビがつきにくいのが特徴で、重さも日本瓦の約6分の1ほどで、耐久性にも優れています。ガルバリウム屋根材自体は耐久性に優れていますが、金属なので水平の屋根には不向きです。なぜなら水平の屋根の場合、雨水が長時間そこに溜まることがあり、サビにくさがメリットのガルバニウム屋根でもサビてしまうおそれがあるからです。メーカー保証も20年からと長期間になっていて、その間メンテナンスの必要もありません。

〇ハイブリット屋根

災害に強い屋根を目指して、屋根材も進化しています。ガルバリウム鋼板に石の粒を焼き付けるなどして軽量かつ丈夫で長持ちな屋根材を実現しました。そうした屋根材を使用した屋根のことをバイブリッド屋根と呼びます。

〇トタン屋根

一昔前に普及した安価な金属屋根材です。寿命は一般的に10年から20年と短く、現在トタン屋根の建物は葺き替えで他の屋根材へと変更することが多くなっています。

 

屋根の形について

屋根材と屋根の形には相性があり、それによって耐久性が変わってくるため、しっかりと検討することが大切です。

〇切妻屋根

家の絵などによく使われる構造の三角屋根です。単純な構造をしているので、強度が高く作業が早く進むため、葺き替えのコストは安く済む傾向にあります。

〇寄棟屋根

4つの面があり、いずれも中心から地面に向かって勾配をつけた形です。雨が四方に流れるため水の流れがスムーズになります。どの面にも均等に雨が当たり、風への耐久性にも優れています。メンテナンス費用は比較的高めです。

〇片流れ屋根

どちらか片方に勾配が付いた屋根です。太陽光パネルを置きやすい一方で、雨や雪が一方向に流れてしまうというデメリットがあります。シンプルでデザインがすっきりしていますが、軒先の反対側は雨風や日差しにさらされやすく、その部分は老朽化が進みやすくなります。

〇陸屋根

屋根に勾配がない、地面と平行に真っすぐな屋根です。見た目が美しい一方で、雨が溜まりやすい性質があります。また、軒がないため雨風が当たり、そこから雨漏りが発生することもあります。

次回は、屋根の葺き替え時期の目安とリフォーム費用や屋根材の種類を徹底解説致します③では、葺き替えのタイミングについてご説明させて頂きます。

なにかお気づきの点がございましたら、是非一度、弊社の「無料診断」をお受けください。