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屋根の葺き替え時期の目安とリフォーム費用や屋根材の種類を徹底解説致します④

2020.05.08

葺き替え工事の流れとリフォーム会社選びのポイント!!

※葺き替えは家にとって重要なメンテナンス工事の一つです。信頼できるリフォーム会社に頼みましょう。

 

〇葺き替え工事の流れ

基本的な方法は次の通りです。

まず既存の屋根を撤去して下地の状態を確認します。次に下地を修繕して補強を行います。その後、防水シート(ルーフィング)を貼り付けた後に新しい屋根材を取り付けます。雨水の対策など、周辺の整備を行って工事は終了です。

昨今は、既存の屋根(コロニアル・スレート)の上に野地板を貼り、防水シート(ルーフィング)を張り付け、屋根材を取り付ける工法でカバー工法があります。メリットは既存の屋根の上から張り付けますので、強固で頑丈です。また既存の屋根材を撤去、処分しない為、廃材費用がかかりません。デメリットとしては、屋根が重くなってしまうという点です。昨今の屋根材は軽量化が進んでいる為、そこまで重さを気にしなくても大丈夫です。

 

〇リフォーム会社選びのポイント

葺き替え経験が多くないリフォーム会社の場合は、適切な下請け会社を探して工事を進めてくれますが、できれば葺き替えを扱った経験の多い会社から見積もりを取って話を聞き、信頼できると思ったところと契約することをおすすめします。

その際、費用の安さだけで選ばないことが大切です。他社と比べて大幅に安いところは、どこかで手を抜いていたり安い材料を使っているために、その価格帯になっている可能性があるからです。

注意が必要なリフォーム会社は?

飛び込みで突然やってくる営業マンには注意が必要です。葺き替えの必要がないのに巧みな心理コントロールで契約に持ち込もうとするケースがあります。全てが悪質なところとは言えませんが、社員証の提示や名刺をもってない。またお見積りが「工事一式」というように大雑把な業者は、大切なお家を長持ちさせる為のメンテナンスなので、避けたほうが無難です。

お勧めのリフォーム会社は?

信頼できる知人からの紹介は心強いものですが、その分、他と比較して高いと感じた場合でも断りにくくなります。近年はインターネットで業者を選定される方も多くなっております。インターネットの見栄えが良いという点だけで、決断してしまうと上記の飛び込み営業の業者と変わらないので、実際に施工した方の意見や工事の仕上がりや、経験豊富なリフォーム実績の多い会社を選定し比較・検討するのが一番だと思います。お見積りに関しては、使う材料や工程をしっかりと説明できる会社で、細かい質問でも丁寧に答えてくれるような会社を探しましょう。