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外壁と屋根塗装の色選びの基本を5つのポイントで分かりやすく解説します①

2020.05.26

ポイント1:屋根・外壁塗装の色選びをする前に、皆様がしておくべきことです

屋根・外壁塗装の色選びで失敗しない為に、まず一番最初に皆様がしなくてはいけないことがあります。

それは、皆様自身がお家をどうしたいかという「希望」です。この希望が「基準」「軸」となる事で、本来求めていた塗装へと近づけることができるようになります。

もし、あなた自身の希望が無い・決めないまま色選びを行った場合、以下のようなことが起こる可能性があります。

 

希望を決めなかった場合・決めておいた場合


希望(基準)を決めなかった場合

塗装業者に勝手に決められたという認識が強い為、好みの色になっておらず、不満が残る。

希望(基準)を決めておいた場合

好みの色で塗装ができ満足のいく塗装ができたことで、暮らしの質も上がる。

 

一度塗装が完了してしまうと、その後10年は同じ色の家で済み続けなくてはいけません。ずっと不満を抱えながら暮らす場合とそうでない場合では、雲泥の差があります。

その為、最初の色選びは今後10年先も続くものと考えたうえで、色を決めなければいけません。

 

知っておきたい色の効果

外壁の色でよく使われる色とその効果について見ていきましょう。色を原色では使わないということは覚えておくと色選びにも役立ちます。

詳細
赤色(レッド) 赤色は「情熱・興奮」などエネルギーを呼び覚ます色になります。しかし「攻撃的・暴力」などマイナスなイメージも持ち合わせているので、外壁塗装で大きな面に塗ってしまうとトラブルの元に。あまり外壁の色には適しません。
橙色(オレンジ) 不安など心理的な心境に大きく影響を与える色で、心の乱れを治してくれる効果があります。強すぎる橙色は発色がいい色なので目立ちご近所迷惑にもなる可能性がありますが、薄い橙色であればキレイな外壁イメージを造れるでしょう
青色(ブルー) 気持ちを落ち着かせてくれる色になります。冷静さを感じられる一方、冷たいと言われる印象を抱かれてしまう事もあります。しかし薄い青色であればオシャレな色合いにもできるので、色の組み合わせをしっかりと考えましょう。
黄色(イエロー) 楽しさ・喜び・希望、こういった明るい思考を抱かせる色になります。外壁に原色の黄色を使ってしまうと悪目立ちしすぎてご近所トラブルの元にもなりますが、薄い黄色は外壁の中でも人気色となるので、うまく活用しましょう。
茶色(ブラウン) 茶色は外壁と非常に相性のいい色になります。例えば濃い茶色を使えば高級感・薄い茶色を使えば落ち着いたイメージに。また、他の色とも相性が良いので人気の色です。
緑色(グリーン) 緊張感を和らげてくれる効果や癒しの効果があります。また、外壁の色でよく使われる茶色とも相性がいい為、人気の外壁塗装色にもなります。
白色(ホワイト) 清潔感・潔白、このようなイメージを持たれやすく、大変人気の色になります。塗装当初はキレイな白色なのですが、年月がたったり定期的な清掃・メンテナンスを行っていないと汚れが目立ってしまうので注意が必要です。
黒色(ブラック) オシャレな色に仕上がる色になります。しかし黒は光を吸収しやすいので、建物の温度を上げてしまう恐れがあります。黒を利用する場合は遮熱・断熱などの塗料を利用するのが得策です。