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紫外線に強い塗料の特徴とは?色あせしにくい色もご紹介!

2022.09.20
「外壁塗装をするなら、紫外線に強い塗料にしたい」
このようにお考えの方は多いのはないでしょうか。
そこで今回は、紫外線に強い塗料の特徴や色あせしにくい色についてご紹介いたします。

□紫外線に強い塗料の特徴とは


紫外線対策は、塗料の組み合わせを工夫することで実現できます。
例えば、一般的に使われている白色の元となる成分チタンは紫外線を浴びるとラジカルという名前の劣化成分を発生させてしまいます。
ラジカルが発生すると、樹脂の結合が崩れ、塗膜がはがれてしまいます。
そのため、塗料に紫外線の吸収を抑えるものを組み合わせることで劣化を防ぐことが可能です。

□紫外線によって色あせしにくい色について


紫外線によって色あせがしにくい色は、3つあります。

最も色あせがしにくい色は、白色です。
白色は太陽光を吸収しにくい性質のため、紫外線による劣化が起こりにくいです。
また、色あせは表面が白くなりますが、もともと白の場合あまり目立ちません。

唯一のデメリットは、汚れが目立ちやすいことです。
ほこり、カビやコケ、排気ガスなどの汚れがつきやすく、他の色よりも汚れが目立ちます。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。

白の次に色あせがしにくい色は、黒です。
黒の色素はカーボンブラックで、色の原子の結びつきが強い特徴があります。
そのため、着色が良く色あせがしにくいです。

黒は一見汚れが目立ちにくいとお考えの方も多いかもしれませんが、艶がなくなると色があせているように感じたり、ほこりやカビなどの汚れが目立ちやすかったりします。

黒の次に色があせにくいのは、青です。
青い色は光を反射しやすく、紫外線の影響を受けにくいです。
そのため、より長く鮮やかな色を保つことができます。

反対に、色あせがしやすいのは、赤色、黄色、緑色、濃い緑色です。
これらの色はすぐに古びた印象になり、頻繁にメンテナンスが必要になります。
原色系の鮮やかな色は色あせがめだちやすく、注意が必要です。

色あせがしにくい色を選べば、長期間で外観の発色やきれいな印象を維持できます。
塗料を選ぶ際には、色持ちがよくあせにくいという観点から選んでみるのはどうでしょうか。

□まとめ


今回は紫外線に強い塗料の特徴や色あせしにくい色についてご紹介いたしました。
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