外壁のヒビの危険度はどれくらい?原因も解説!
2022.11.13
みなさんの住まいの外壁にはヒビ割れがあるでしょうか。
実はこのヒビ割れは大きな危険をはらんでいます。
この記事では、外壁にヒビ割れが生じる原因と、危険度を段階に分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□外壁にヒビ割れが生じる原因とは?
外壁にヒビ割れが生じる原因には何があるのでしょうか。
これについて、ヒビ割れの種類をご紹介しながら解説します。
1つ目は、乾燥クラックです。
これは湿式工法を用いた際に生じやすいヒビ割れです。
湿式工法では、塗装後に壁材の水分が蒸発します。
水分が蒸発すると、外壁が乾燥して収縮が起きます。
収縮が起きると、それに外壁が耐えきれずにヒビ割れが発生するのです。
これは特にモルタル外壁でよくみられます。
2つ目は、構造クラックです。
これは建物の構造に大きな力が加わった際に起きるヒビ割れです。
例えば、家が斜めに傾いていたり、大きな地震が発生したりして大きな力が加わると発生します。
これらが原因で発生したクラックは重大な被害を及ぼす危険がありますので、特に注意が必要です。
3つ目は、縁切れクラックです。
縁切れクラックとは、塗装が新しい部分と古い部分の境目で起きるヒビ割れです。
塗装が新しい部分と古い部分では、塗料の乾燥度合いが変わってきますよね。
この乾燥度合いの違いによって、ヒビ割れが発生します。
□ヒビ割れの危険度を解説します!
ヒビ割れには様々な種類があることを解説しました。
ここからは、そのひび割れの危険度を段階に分けて解説します。
まずは、危険度が低いヒビ割れです。
これの特徴は、幅が0.2ミリメートルから0.3ミリメートルほどであることです。
窓やドアの開口部など、頻繁に揺れが起こる場所で起きやすいです。
この類のヒビ割れはすぐに補修しなければならないというわけではありませんが、見た目にも影響するため、意識しておいてくださいね。
次は、危険度が高いヒビ割れです。
地震や地盤が原因によって起こったヒビ割れは、危険度が高いものに分類されます。
大きなヒビ割れの場合、ご自身だけでの対処は難しいです。
深いヒビ割れや多数のヒビ割れを発見したら、すぐに専門家の点検を受けるようにしましょう。
□まとめ
ヒビ割れが起きる原因と、危険度を解説しました。
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