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クリア塗装で外壁が白くなる原因を解説します!

2022.12.03
無色透明の塗料を使用し、外壁材のデザイン性をそのまま活かしてくれるのがクリア塗装です。
外壁にツヤを出せるため非常に人気ですが、クリア塗装により外壁が白くなることがあります。
そこでこの記事では、なぜ外壁が白くなるのかについてとクリア塗装の注意点を解説します。

□クリア塗装で外壁が白くなる原因とは?



外壁をサイディングクリアにしてから、時間が経っていないのに白くなってしまうケースがあります。
それはなぜなのでしょうか。

近年は住まいの外観を重視する方が増えてきています。
そして、外壁塗装をする際には外壁の見た目を可能な限り変えたくないという方はクリア塗装を選ぶのがほとんどです。

なぜなら、現場で作業をする外壁塗装では、工場で生産されたデザインを現場で再現するのは難しいからです。
そこでサイディングのデザイン性を維持するために、透明なサイディングクリアを使用するのです。

このように便利なクリア塗装ですが、しっかりとした施工方法を採用しないとすぐに白くなってしまいます。
白くなってしまう原因には、クリア塗料の塗り方が不十分であったり、クリア自体がサイディング面から浮き上がってしまっていたりすることが考えられます。

□クリア塗装を施工できないケースをご紹介!



クリア塗装を行うにはいくつか注意点を知っておかなければなりません

まずは光触媒塗料やフッ素塗料を使用したサイディングには使用できないことです。
実はクリア塗装はどんな外壁に対しても施工できるというわけではありません。
これらの塗料は特殊なコーティングが施されているため、その上からクリア塗装をしてもすぐに剥がれてしまう可能性が高いのです。

また、チョーキング現象が進行している外壁にはクリア塗装をしないようにしましょう。
チョーキング現象とは、外壁表面の塗膜が劣化して、白い粉がふき出す現象です。
この上からクリア塗装をしても、塗装後すぐに白ボケしているように見えるでしょう。

チョーキング現象が起こっている外壁にクリア塗装をしたいのであれば、一度色を付ける塗装を行い、その上からクリア塗装をすると良いでしょう。
ただ、色を付ける塗装に時間とコストがかかってきます。

□まとめ



弊社は日本ペイントのピュアライドUVプロテクトクリヤー 高意匠サイディングボード用セラミック系外壁保護クリヤーが標準仕様となりますが外壁の劣化が激しい場合は対応不可となりますのでまずはご相談を。