NEWS

油性塗料と水性塗料の違いについて解説します!

2023.03.05
外壁塗装をお考えの方で、どのような塗料を使おうか、迷っている方は多いでしょう。
確かに塗料にはたくさんの種類がありますから、どうしても悩んでしまいますよね。
そこで本記事では塗料を大きく2つに分ける油性塗料と水性塗料について解説します。
それぞれの魅力や注意点がお分かりいただけるので、ぜひご覧ください。

□油性塗料と水性塗料の違いは?油性塗料とは?



油性塗料は、希釈剤にシンナーなどの有機溶剤が用いられた塗料です。

一方で、水性塗料は希釈剤に水が用いられた塗料です。

油性塗料には、耐久性の高い塗膜を形成する力があります。
塗料の品質が安定するまでは、外壁塗装や屋根塗装に油性塗料が使われるのが一般的であったことから、安定した耐久性を持っていると言えるでしょう。

また、環境に左右されにくく乾燥が早いこと、密着性が高いため素材を選ばずに塗装できる点が魅力的です。

ただ、油性塗料が敬遠されることがあります。
その原因はなんと言っても油性塗料の臭いにあります。
有機溶剤として使用されているシンナーの臭いは、人に不快感を与え健康や環境に悪影響を与えると言われています。

具体的にVOC(揮発性有機化合物)を排出するため、施工の際には近隣の方への挨拶が欠かせないでしょう。
また、シンナーは引火性が高く、保管場所の管理には細心の注意を払わなければなりません。

□水性塗料とは?



水性塗料は油性塗料と比較して、安いものが多いです。
また、耐久性に関しては、以前から油性塗料に性能面で劣っていると言われていましたが、水性塗料の性能が上がり、油性塗料の耐久性に劣らないものが出てきました。

加えて、水性塗料は油性塗料独特の臭いがありません。

なお、油性塗料は気温や湿度に影響を受けづらい点も魅力的です。
外壁塗装でコストを低く抑えたいとお考えの方や近隣の方に迷惑をかけたくない方、短時間で塗装を終わらせたい方は水性塗料を選んだ方が良いでしょう。

ただ、水性塗料の方が油性塗料より乾燥時間が長くなる傾向にあります。
水性塗料はその名の通り水性のものですから、気温が低くなると乾燥が遅くなるものがあります。

□まとめ



油性塗料と水性塗料の違い、魅力や注意点について解説しました。
どちらも一長一短あるので、よく検討してから選ぶようにしましょう。
愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。