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外壁塗装前に行われる下地処理とは?その重要性を解説!

2023.05.03
外壁塗装に行われる下地処理をみなさんはご存じでしょうか。
名前は聞いたことがあるけれど、どんな目的でどんな作業をしているのか、知っている方は少ないでしょう。
そこで本記事では下地処理の重要性と作業内容について解説しますので、ぜひご覧ください。

□下地処理とは?重要性を解説します!



下地処理はなぜ大切なのでしょうか。
それは壁面に付着した汚れを落とさないと、塗料の密着性が低くなってしまうからです。
壁面にはホコリやサビ、旧塗装から浮き出た顔料、排気ガスなどが付着しています。
この状況のまま外壁塗装をしてしまうと、塗料が外壁にしっかり密着してくれないのです。

また、ひび割れが起こりやすくなったり、塗膜が膨れてしまったりする恐れもあります。
いくらきれいに塗装を行ったとしても、基礎となっている下地処理が十分に行われていないと本来の効果は発揮されないので注意してくださいね。

□下地処理の作業内容とは?



では下地処理には具体的にどのような作業内容があるのでしょうか。
代表的なものに高圧洗浄があります。
これは外壁の表面にある古い塗膜を取り払うために行われます。

たとえば、チョーキング現象が起こっているにもかかわらず外壁に高圧洗浄をせずに塗装をすると、旧塗膜が剥がれる際に新しい塗膜も一緒に剥がれてきてしまいます。
せっかく新しい塗料を塗っても、耐用年数を迎える前に外壁のメンテナンスが必要になってしまい、トータルのコストが高くなってしまうでしょう。

ちなみにチョーキング現象とは外壁の表面を手で触ると、手に白い粉がつく現象です。
紫外線や雨風によるダメージで発生します。

また、クラック補修という作業も下地処理にあたります。
塗装をしてから時間が経過すると、クラックと呼ばれるひび割れが発生します。
このクラックには細いひび割れであるヘアークラックと、比較的厚いクラックに分けられます。

これらを放置していると雨漏りが発生するため、塗装前にシーリングを注入して補修します。
シーリング材は上から塗装できるものが使われますが、シリコン系のシーリング材は上から塗装すると可塑剤が漏れ出てくるので注意が必要です。

□まとめ



下地処理の重要性と作業内容を解説しましたが、下地処理とはどのようなものなのかイメージが湧きましたでしょうか。
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