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アスベスト入り外壁には塗装することがベスト!?アスベストの危険性も紹介!

2023.06.21
肺がんや中皮種などの深刻な病に疾患するリスクを高める「アスベスト」。
実は、お客様が暮らしている住宅の外壁にもアスベストが含まれている可能性があるのです。
このようなアスベスト飛散のリスクは、住宅の改修工事や解体工事により、高まります。
そこで今回は、アスベスト外壁のベストな修繕方法についてご紹介します。

□アスベストが外壁等に含まれている可能性がある?


*アスベストが含まれているかもしれない2006年以前に建てられた住宅



2006年以前に建築された住宅には、外壁にアスベストが含まれている可能性がありますので心に留めておきましょう。
吹付塗材や下地調整塗材に使用されていたアスベストは、セメントや合成樹脂などの結合剤でしっかりと固められていますので、通常は外部に飛散することはないと言われています。
しかし、改修工事・解体工事などで既存塗膜を除く際に、塗膜を破断しなくてはならないため、アスベストの飛散リスクが高まります。

さらに、アスベストの露出・飛散は、建物の経年劣化によっても生じやすくなります。

□アスベスト入り外壁をメンテナンスする際は、塗装することがベスト!


*最も安価で、アスベストの飛散リスクもない「塗装」



「塗装」、「カバー工法」、「張替え」が、アスベスト入り外壁のメンテナンス方法として挙げられます。

「塗装」、では、外壁の表面を塗り替えるだけなので、アスベストが飛散する恐れもなく、さらに最も安い価格で工事を済ませられます。
しかし、アスベスト自体は壁に内在したままなので、将来的には撤去の必要がでてくるでしょう。

「カバー工法」は、古い外壁材の上から新しく外壁材を重ね張りする工事です。
アスベストの飛散リスクを抑えられ、さらに屋根の吹き替えよりも費用が安くなります。
ただ、アスベストは残り続け、外壁の下地に劣化が見受けられると工事ができないといった懸念事項もありますので、注意しておきましょう。

「張り替え」は、アスベストが含まれている旧来の外壁材を取り外してから、新たに外壁材を貼りつける工事なので、アスベストが飛散するリスクが高まります。
特殊な粉塵対策が必要となるため、追加費用がかかります。

しかし、他の工事とは異なり、次の張替え時や解体工事の際にアスベスト対策費用がかからないことがメリットとして挙げられます。

□まとめ



2006年以前に建てられた住宅に住まわれている方は、外壁にアスベストが含まれている可能性がありますので、心に留めておきましょう。
なお、アスベスト入り外壁に修繕を施す方法として、「塗装」、「カバー工法」、「張替え」があります。
安価で、アスベストの飛散を防ぎたい方には、「塗装」がおすすめです。
ただ、将来的には撤去する必要がでてくるため、長期的な視野を常に持っておくことが大切です。
当社は、屋根外壁塗装や住宅リフォームなどに精通したプロフェッショナルが揃っております。
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