次世代塗料として注目!外壁塗装の際に使う光触媒塗料のメリットをご紹介します!
2023.10.08
「光触媒塗料」について聞いたことはあるものの、どのような塗料のことを指しているのか、具体的によく知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、光触媒塗料とはどのような塗料のことなのかと、使用するメリットについてご紹介します。
□光触媒塗料って何?
光触媒塗料に太陽光が当たると表面に酸化力が生まれ、化学反応を促進させます。
酸化した表面に細菌や有害な有機化合物などが接触すると、化学反応により有害物質を二酸化炭素や水に変化させ、無害化できる浄化機能を持っています。
化学反応と聞くと、人体への悪影響はないか不安に思われる方もいるかもしれませんが、光触媒塗料では食品や化粧品の着色料としても使用される安全な物質を用いているため、人体への悪影響はありません。
□光触媒塗料を使って外壁塗装をするメリット
*防汚性がある
光触媒塗料は、外壁に付着した排気ガスやほこりなどの汚れを分解できる「セルフクリーニング機能」を持っています。
外壁に接触した有害物質は化学反応により無害化され、無害化された汚れは雨水により流されるので、汚れが外壁の表面にとどまらず綺麗な状態を保てます。
したがって、外壁が劣化しにくくなり、一般的な塗料に比べて耐久性が高くなっています。
*空気清浄機能がある
光触媒には有機有害物質を無害に変える「セルフクリーニング機能」を持っていることを先ほどご紹介しましたが、それに加えて空気を綺麗にする空気清浄機能も持っています。
その機能性は、戸建て一戸分の外壁を光触媒にするだけで、テニスコート約4面の緑地が持つ空気を綺麗に清浄できるほどの効果です。
また、光触媒塗料には臭いを分解できる機能や、抗ウイルス・抗菌機能も備わっています。
光触媒塗料は太陽光だけでなく、室内の蛍光灯の光によっても化学反応が促進されることから、外壁にとどまらず室内の壁に使用する塗料としても需要が高まっています。
*耐久性が高い
一般的に外壁の塗料は紫外線によって劣化しますが、光触媒塗料は紫外線を逆に利用して、劣化を遅らせる画期的な塗料です。
したがって、一般的な塗料は10〜15年程度の耐久性しかないのに対して、光触媒塗料は15〜20年もの耐久性を持っています。
□まとめ
光触媒塗料とは、紫外線との化学反応により、汚れや有害物質を無害にする「セルフクリーニング機能」を持った塗料のことです。
防汚性や空気清浄機能を持っていて、耐久性が高い特徴があります。
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