「構造の種類」
日本には様々な構造があります。現在の住宅で使用されている主な構造は次の5つです。
☆木造軸組工法(在来工法)
☆木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
☆重量鉄骨造
☆鉄筋コンクリート造(RC造)
1、鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋コンクリート造とはコンクリートを鉄筋で補強したものでRC造とも呼ばれます。構造には主にラーメン構造と壁式構造があり、鉄筋の入ったコンクリートの柱、梁、耐震壁などで作られています。コンクリートは圧縮強度(上部からの加重を支える力)に優れているものの引っ張られる力に弱く、その弱点を鉄筋が補っています。また、鉄筋をアルカリ性のコンクリートが覆うことで、鉄筋を錆から守っています。
〇柱、梁、床などすべての構造躯体が、鉄筋とコンクリートで一体になった建物である。
〇現場で鉄筋を組んで型枠を立て、コンクリートを打設して躯体を作ります。
〇木造や鉄骨造と比べて自由な形状を作ることができる。
〇マンションなどによく用いられます。