外壁塗装の知識

コーキング打ち替えで外壁劣化を防ぐ!メリットと注意点

戸建て住宅の外壁、長く安心して暮らすためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
その中でも重要なのが、外壁のコーキング(シーリング)の補修です。
経年劣化によりコーキングが傷むと、雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性があります。
今回は、コーキングの補修方法の一つである「コーキング打ち替え」について、その必要性やメリット・デメリット、費用相場などを分かりやすくご紹介します。

コーキング打ち替えとは何か?徹底解説

コーキング打ち替えの定義と増し打ちとの違い

コーキング打ち替えとは、既存のコーキング材を完全に除去し、新しいコーキング材を充填する補修方法です。
一方、増し打ちとは、既存のコーキング材の上に新しいコーキング材を重ね塗りする方法です。
打ち替えは費用が高く、工期も長くなりますが、劣化部分を完全に除去できるため、耐久性が高いというメリットがあります。
増し打ちは費用が安く、工期も短いですが、既存の劣化が原因で、新しいコーキング材が剥がれ落ちる可能性があります。

コーキング打ち替えが必要なサイン

コーキング打ち替えが必要なサインはいくつかあります。
コーキング材にひび割れや剥がれ、変色が見られる場合、または施工後10年以上経過している場合は、打ち替えを検討する必要があります。
また、コーキング材が硬化し、弾力性を失っている場合も、雨水の浸入を防げなくなるため、打ち替えが必要です。
これらのサインが見られた場合は、専門業者に点検を依頼することをお勧めします。

コーキング打ち替えのメリット

コーキング打ち替えのメリットは、耐久性と防水性の向上です。
劣化部分を完全に除去し、新しいコーキング材を充填することで、長期間にわたって建物の防水性を維持できます。
また、見た目の美観も向上し、建物の価値を高める効果も期待できます。

コーキング打ち替えのデメリット

コーキング打ち替えのデメリットは、費用と工期です。
増し打ちに比べて費用が高く、工期も長くなります。
また、作業によっては足場が必要になる場合もあります。

コーキング打ち替えの実施と注意点

コーキング打ち替えの工程

コーキング打ち替えの工程は、まず既存のコーキング材の撤去から始まります。
その後、目地の清掃、プライマーの塗布、コーキング材の充填、仕上げと、いくつかの工程を経て完了します。
これらの工程は専門的な知識と技術が必要なため、DIYでの施工は推奨されません。

コーキング打ち替えを依頼する際のポイント

コーキング打ち替えを依頼する際には、業者に見積もりを依頼し、内容を確認することが大切です。
見積もりには、使用するコーキング材の種類、施工面積、足場費用、撤去費用などが明記されているかを確認しましょう。

DIYでコーキング打ち替えは可能?

DIYでコーキング打ち替えを行うことは可能ですが、専門的な知識と技術が必要であり、不適切な施工は雨漏りなどのトラブルにつながる可能性があります。
高所での作業が必要な場合、安全面のリスクも高まります。
そのため、DIYは推奨されません。

まとめ

コーキング打ち替えは、建物の耐久性と防水性を維持するために重要なメンテナンスです。
増し打ちと比較して費用と工期はかかりますが、長期的にはより効果的で安心です。
コーキングに劣化の兆候が見られたり、施工後10年以上経過している場合は、専門業者に相談し、適切な補修方法を選択することが大切です。
DIYはリスクが高いため、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

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