ジョリパッドの美しい仕上がりが、時間の経過とともにひび割れによって損なわれるのは、非常に残念なことです。
その原因を突き止め、適切な対策を行うことで、長く美しい壁面を保つことが可能になります。
今回は、ジョリパッドのひび割れの原因と、それぞれの原因に対する具体的な対策を解説します。
ジョリパッドのひび割れ原因
乾燥収縮によるひび割れ
ジョリパッドは、塗布後乾燥する際に収縮します。
この収縮が大きすぎると、内部応力が発生し、ひび割れが生じることがあります。
特に、厚塗りしたり、乾燥が早すぎたりすると、この現象は顕著になります。
ひび割れの形状は、ヘアークラックと呼ばれるクモの巣状の細かいひび割れや、比較的太いクラックなど、様々です。
発生箇所は、全面的に発生することもあれば、特定の箇所に集中することもあります。
乾燥が不十分なまま重ね塗りを行うと、下地との密着不良も招き、ひび割れを悪化させる可能性があります。
下地不良によるひび割れ
下地となる壁面に、ひび割れやクラック、欠損などがある場合、ジョリパッドを塗布しても、その上にひび割れが表面化したり、下地の不具合がジョリパッドのひび割れに繋がる可能性があります。
下地処理が不十分なまま施工すると、下地とジョリパッドの密着性が低下し、下地の動きにジョリパッドが追従できず、ひび割れの原因となります。
特に、モルタル下地など、伸縮性のない下地ではこの問題が起こりやすいと言えるでしょう。
下地材の選定や下地処理の適切な施工は、ジョリパッドの耐久性確保に非常に重要です。
施工不良によるひび割れ
ジョリパッドの施工手順や方法が適切でないと、ひび割れが発生するリスクが高まります。
例えば、材料の混合比率が間違っていたり、塗布方法が不適切であったり、乾燥条件が適切でなかったりすると、ひび割れが起こりやすくなります。
また、施工直後の温度や湿度変化も影響し、急激な乾燥によってひび割れが発生する可能性があります。
適切な施工技術と、環境条件の管理が、ひび割れ防止に不可欠です。
ひび割れの原因別の対策は?
乾燥収縮のひび割れ対策
乾燥収縮によるひび割れを防ぐためには、ジョリパッドの厚みを均一に保ち、適切な乾燥方法を心がけることが重要です。
また、乾燥剤を用いるなど、乾燥の速度を調整することも有効です。
ひび割れが発生してしまった場合は、ひび割れ部分に専用の補修材を注入し、ひび割れを埋めることで修復することができます。
下地不良のひび割れ対策
下地不良によるひび割れを防ぐためには、まず下地をしっかりと補修することが重要です。
ひび割れやクラックを適切に補修し、平滑な表面に仕上げる必要があります。
その上で、ジョリパッドとの密着性を高めるためのプライマーを塗布するのも有効な手段です。
ひび割れが大きい場合は、下地の補修を十分に行なった上で、ジョリパッドを再施工する必要があります。
施工不良のひび割れ対策
施工不良によるひび割れを防ぐためには、熟練した施工業者に依頼するか、施工マニュアルを熟読し、正確な手順で施工することが重要です。
材料の混合比率を正確に守り、適切な塗布方法と乾燥条件を維持することで、ひび割れの発生リスクを低減できます。
また、施工後の養生も重要です。
まとめ
ジョリパッドのひび割れは、乾燥収縮、下地不良、施工不良といった様々な原因によって引き起こされます。
それぞれの原因に対応した適切な対策を行うことで、ひび割れを予防し、美しいジョリパッドの壁面を長期間維持することが可能です。
大きなひび割れや、原因特定に困難を感じる場合は、専門業者への相談を検討することをお勧めします。
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